山本さんは、杖立温泉の風情と豊かな自然あふれる小国郷の魅力にひかれ、移住を決意し、今年の4月から、地域おこし協力隊として、杖立温泉の活性化に取り組まれています。

「福岡市の出身で、大学を卒業後は、福岡でOLをしていました。
田舎で暮らしたいという想いがあったのですが、小国町に移住されていた女性に出会い、小国町に訪れてみようと思ったのが最初のきっかけでした。
安定したその生活を捨てて田舎に飛び込むのは勇気がいる決断だったんですけど、小国町の場合は、何となく、大丈夫な気がしました。あと、住んでみてもっとこの町の魅力を知りたいと思いました。」と語る山本さん。

現在、取り組まれている活動の一つに「足湯カフェ」があります。
杖立温泉にある無料の足湯で、可動式屋台を使ったコーヒー販売を行い、「コーヒーを片手に人が集う空間」を作り出しています。
2016年の3月から始まった「足湯カフェ」ですが、今では、観光客だけでなく地域住民も集まる憩いの場になっており、小国杉で作った可動式屋台「OGU-CARGO（オグカーゴ）」も登場し、かき氷や自家製酵母ぱんなどメニューも豊富になっています。

イベントは不定期開催ですが、次回開催の折には、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。